GOT・GPTを下げる方法

メタボや脂肪肝の段階でGPTやGOTを指摘された場合、あるいはGPTやGOTの数値を指摘されずともメタボや脂肪肝の危険信号が出た場合、生活の改善が要求されます。自分が今どんな状態にあるのかを冷静に受け止めて、GPT・GOTの数値低下を目指しましょう。

 

生活習慣面

 

生活習慣の乱れは、多岐に渡ります。睡眠時間が不規則、不足しているなども重要で、ストレスや喫煙、過労なども体を悪くしてしまう生活習慣の一つです。

 

特にストレスは、意識していなくても受けている場合が多いものです。人間関係、仕事、勉強、紫外線、大気、姿勢の悪さなど、様々なことがストレスとなって心身をむしばみます。

 

一日の疲れは、睡眠が回復してくれます。肝臓も含めて体の組織が回復や成長に向かうのが、睡眠タイム。だからこそ、睡眠をしっかりとることは大切なのです。

 

運動不足もよくありませんが、運動のしすぎも筋肉疲労となってよくない場合があります。適度な運動をしてきちんと休む、これが生活習慣を正す秘訣です。

 

食事面

 

一言でいえば暴飲暴食を避ける、これが食生活の改善として大切なことです。しかしもう一つ大切なのが、食事時間を守るということです。不規則な時間帯に食事をとっていると、体がリズムをくずしてしまいます。

 

栄養が入ってくると思っていた時間に何も入ってこなかったり、逆にドドッと食べ物が入ってくるようでは、肝臓に負担がかかるのも無理はありません。少しでも肝機能を守ってあげるには、食事時間を規則正しくすることも必要なのです。

 

数値改善のために摂りたい栄養はこれ
  • オルニチン…肝臓の代謝・解毒を助ける
  • タウリン…分解酵素の働きを助ける
  • DHA・EPA…溜まった中性脂肪の排出を促し脂肪肝対策に◎

 

GOT・GPTでわかる隠れ肝臓病

 

GOTとGPTの基準値は、現在30IU/Lとされることが多くなっています。少し前までは40を基準値とするときもあったのですが、これが低下してきたのは早期に肝機能の異常を発見しようという姿勢の表れです。

 

肝機能障害の予備軍は、当然ゆくゆくは肝機能障害に陥る可能性が高い人達です。なぜ可能性が高いかといえば、肝機能障害には自覚症状がほとんどなく、数値で指摘されてすら気をつける人が少ないからです。

 

早いうちから対策をしていれば肝機能障害を起こさずに済んだのに、40だからまだ安心と思っているうちに取り返しのつかない症状になってしまう人もたくさんいます。だからこそ、基準値を30にして隠れ肝臓病に注意喚起を促そうというわけです。

 

体型が痩せているように見えても、中性脂肪は高い場合があります。肝臓にどのくらい中性脂肪がたまっているかは、GPTやGOTによって知るしかないのです。

 

現代人の3人に1人がGOT・GPTが異常値

 

肝機能を検査すると、3人に1人は異常が出るといいます。人間ドックを受診した人の3割以上が肝機能異常と診断されていることからも、肝機能障害には要注意しておきましょう。

 

ライフスタイルが主な原因

 

高い確率で肝機能障害を起こしている日本人が肝臓を悪くしてしまうのは、ライフスタイルが主な原因だといいます。お酒を飲む人はもちろんのこと、食べ過ぎや栄養のかたよりに加えて運動不足が肝臓に負担をかけている場合もあります。

 

健康な食生活や生活習慣を心がけていると思っている人ですら、ストレスや過労が重なって肝臓機能が低下してくることもあるのです。

 

ストレスや働きすぎはエネルギーの中でもたんぱく質を多量に消費しますから、肝臓の主成分となっているたんぱく質不足で負担が重くなってしまうことも。栄養はバランスよく、たんぱく質やアミノ酸の補給にも配慮して、規則正しい生活を送るようにしましょう。

 

脂肪肝から肝硬変へ

 

脂肪肝になる中高年者は非常に多く、状態の深刻さを受け止めずに症状を悪化させてしまう人も少なくありません。肝炎や肝硬変へと進行し、確実におかしいと自覚症状を感じた時点ではもう手遅れだったというケースも多いのです。

 

重篤な肝臓病にでもなれば、体の調子が悪いというだけでなく経済的にも問題が増えてきます。高額な治療費を払いきれずに、病院に通うのをやめてしまい、死を待つだけというケースもないではありません。金銭的にも健康的にも問題を抱えていると、生活の質が落ちてきます。甘く見ずに、予防や改善をしていくようにしましょう。

 

更新履歴